JR新幹線ツアーで行ける初心者におすすめのスキー場5:妙高杉ノ原


はじめに

この記事のシリーズでは、JRの新幹線ツアーで行けるスキー・スノボ初心者にお勧めのゲレンデを、この順番で行くと楽みながらレベルアップできるのではないかと思う順番で紹介していきます。

5番目にお勧めするのは3回目と同じ妙高高原ですが、妙高高原きってのパウダー&ビッグゲレンデ、妙高杉ノ原スキー場です。

ここには、こんなでかいコースは他のスキー場では見れないという超巨大コースがあることで有名です。

滑っていて本当に楽しいスキー場です。

基本情報

公式サイト

妙高杉ノ原スキー場公式サイト

コース情報

コースマップ(公式サイト)

アクセス

大きく2通りあります。

1.しなの鉄道の妙高高原駅(時刻表)からホテル送迎利用でホテルやスキー場に移動するのが基本です。

北陸新幹線:東京駅―長野駅(約90分)
しなの鉄道:長野駅―妙高高原駅(45分)
ホテル送迎:妙高高原駅―ホテル(約5分)-スキー場(約15分)

なお、しなの鉄道妙高高原駅から市営バス(時刻表)でスキー場に行く方法もないわけではありませんが、本数は少ないです。

2.JR北陸新幹線の上越妙高駅からシャトルバス(時刻表)が出ており、これを利用すれば約80分でスキー場に着きます。

北陸新幹線:東京駅―上越妙高駅(約120分)
シャトルバス:上越妙高駅―スキー場(約80分)

主要リフト券の値段

大人料金
1日券 4500円
4時間券 3600円
なお、近隣ホテル・旅館で割引券がもらえる。
また、時間指定の午前券や午後券ではなく、購入時から4時間利用なので良心的。

なぜ初心者にお勧めか

パノラマコース

ここにはパノラマコースという名物コースがあります。

最大斜度14度で平均斜度12度という、緩すぎず、初心者の練習に丁度良い斜度で、しかも全長2500mあります。

横幅もものすごく広く、他のスキー場では見られない巨大さです。

ここは、時々霧が出るのですが、霧や吹雪の時は、360度真っ白で、自分がどこをどの方向に向かって滑っているのかわからなくなるくらいバカでかいコースです。

そして、そのまま下山コース(狭くない)に行けば最後まで約55000mのコースです。

車の免許を取ったばかりの時に、高速道路を経験すると一気に運転レベルが上がるのと同じで、レベルアップには休まずに滑り続けるというロングクルーズが不可欠です。

フォームを確認しながらストップアンドゴーを繰り返すのも重要ですが、とにかく滑り続けるも重要です。

ここを滑っていると、自分が如何に無駄な力を入れて力んで滑っているのかがよく分かります。

白樺コース

ここは全体的に巨大かつロングコースがそろっており、パノラマコースだけではなく白樺コースという、パノラマコースと同じくらい練習に適した約2100mのコース(初級者コースの中では難易度は高い方)があります。

そして、ジャイアントコースという中級者コース(中級というより初中級というレベルなので迂回する必要なし)から滑り続ければ、合計3100mの脱初級の練習に最適なコースとなります。

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大きな初級コースがあるスキー場は数あれど、初級と中級をつなぐ丁度良い斜度でかつロングクルーズができるコースというのは本当に珍しいです。

この白樺コースとパノラマコースの2つは、ある程度滑れるようになったスキー・スノボ初級者にとって、最高の練習場だと思います。

丁度良い中級コース群

また、妙高杉ノ原スキー場は、赤倉温泉スキー場と異なり、中級者コースもしっかりあります。

上述のパノラマコースのすぐ横に、最大斜度21度、平均斜度14度で2000mという、中級コース入門として最適なコースがあります。

他にも、どの中級コースも(全部で5つ)、斜度も最大20度前後、平均15度前後で、距離は一番短いもので900mと、初級者からのレベルアップに丁度良いものばかりです。

このように、このスキー場は、脱初級者を目指すスキーヤー・スノーボーダーにとって、最強の環境があります。

なお、2つある上級コースは相当ヤバいレベルなので、初級者は入らない方が吉(遠くからもかなり急な斜面が見え、ふつうは行こうと思わない)。

短所

どのコースも長い

個人的には妙高杉ノ原スキー場に短所はないと思います(一番のお気に入りスキー場なので)。

あえて言うなら、どのコースも長すぎることでしょうか。

ゴンドラで上がってしまうと、どの方向に行っても3000m位滑らないと休憩する場所はありません。そして、初級コースとは言えどのコースもそれなりの斜度があります。

したがって、全く滑ったことのない人が行くと結構地獄かもしれません。途中にトイレもないし。

しかし、そうはいっても10度前後ですから、怖いということはなく、ボーゲンなり、木の葉落とし?なりが出来れば降りてこれます(相当疲れると思いますが)。

しかし、長距離を気楽に滑れないという事実に気付くことこそ中級の入り口とも言えますし、なにより少し滑ったらすぐリフトではなく、ずっと滑っていられるのは、短所とは言えないでしょう。

おわりに

今回は、妙高杉ノ原スキー場を紹介しました。

広大というより巨大で、緩すぎず丁度良い斜度でロングクルーズができるコースがそろっていて、個人的に大好きなスキー場です。

自分が大好きなのでほめてばかりのゲレンデ紹介ですが、上記以外、雪質も最高、温泉も最高、JRツアーが用意している旅館も最高と、良いところしかないスキー場です。

そんな、妙高杉ノ原スキー場でした。

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